六月 水張り月

五月雨(さみだれ)六月
「遥かな尾瀬」
ちょつと2~3週間前の5月上旬は、笹の群生を下にした雪原尾瀬です
こんな時期は、歩荷(ボツカ)さんの跡足を頼りにして雪道をゆつくり歩きます。
私の尾瀬は、雪深い、し~~ん!としたブナ林です
5月初めに、雪原尾瀬に誘われて、山の鼻、さらにすすんで、雪のベンチでアウトドアの道具で暖かいコーヒーを頂き、竜宮小屋までの、今では夢のような体験だったのです。
大きな、大きな人生のプレゼントを頂いたようでした。もう20年も前の出来事です。それからが、私の毎年恒例の”5月尾瀬”になりました。
いつでもどこでも、どの季節も尾瀬は魅力があります。
尾瀬鳩待峠からの樹林帯のブナ林こそが、私の人生の共になりました。可憐な水芭蕉の花も、赤渋(あかしぼ)も後回しにして。
今回は自宅からリュックを背尾っての決行となりました。とんでもない逆走危険な高速道路の旅は止めにして正解でした。雪山重装備の入山は多分これでおしまい!?
編集後記
まもなく梅雨の時期が来ますが、「五月雨式」(さみだれしき)。
「五月雨式」曰く、ダラダラと雨模様の日は事を徐々にやつていくことで、自分の体力を労わろうと思います。
なんと!毎日の驚くほどの過ぎ去る速さに、言葉がありませんね。